13日夜に福島県沖で発生した地震による当社業務への影響につきまして、ご報告致します。
現在のところ、AMSをはじめとする大型設備並びに建屋等には大きな問題は発生しておりませんが、中~小型機器や使用部品等に故障/破損が見られる等、幾つかの影響が出ております。
この問題によって現在ご依頼を頂いております分析の納期等に影響を与えることはないと現時点では判断をしておりますが、状況に変化が生じましたら、またこちらでご報告をさせて頂きます。
皆様にはご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
バイオマス製品の検証試験ブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。
今回は必要試料量と試料採取方法についてご紹介致します。
ご依頼の際に”測定する際に対象試料はどれくらいの量(枚数)が必要ですか?”という質問を多く伺います。そこで今回は当社の分析センターの作業工程をいくつかご覧頂き、測定についてより分かりやすく、お伝えしていきたいと思います。
下記の写真(事前試料採取)をご覧になって下さい。
先ず、このように実際の使用量に調整する為に切り分けやすい、手ごろなサイズに切り取ります。その際、イレギュラーな要素のありそうな部分(例えばレジ袋ですと端のほうの圧着部分や印刷部分など)を避け選択します。
尚、当社ではサービスとして、採取場所による測定値への影響を回避する為に試料の2ヶ所の測定を行っております。
その場合、別個体の試料から2ヶ所以上採取することが望ましいとしておりますが、個体が1点の場合は離れた位置で2ヶ所を採取することにしています。そして、2ヶ所の測定結果の差が測定誤差の範囲内であれば1ヶ所の結果をご報告しています。
同試料の別個体より2ヶ所採取した試料
実際の使用量は試料の厚さや材質により異なりますので一概にはお伝え出来ませんが、下記写真(試料量分取)のように切り取ります。
バイオマス度測定の作業工程の一部をご覧になって頂きましたがいかがでしたでしょうか?
当社では、これからもより精度の高い分析結果を皆様にお届けできるよう努めて参ります。
本社 営業部