株式会社加速器分析研究所のブログをご覧になって頂きありがとうございます。
 今回は、はっぴーとーく樹音様より最近新たに採用されたバイオマス配合のショップ袋の測定のご依頼を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
 はっぴーとーく樹音様は、当社と同じ川崎市内において化粧品専門店、本格エステサロン、化粧品のオンライン販売と幅広く展開されている企業様です。普段お買い物をされるお客様は、美意識・おしゃれマインドの溢れる方々ばかりと伺っております。
 また、はっぴーとーく樹音様では新型コロナウイルス対策として出来る限りの感染予防に努めた上で、お客様が安心してお買い物が出来るよう細心の注意と工夫をされていらっしゃいます。
 今回は、ショップ袋をバイオマス製品にすることで、美と共に環境保全などに対する意識の高いお客様により安心してお買い物を楽しんで頂けたらとのご希望から「ショップ袋が確かなバイオマス製品であることを証明するため」に測定のご依頼を頂きました。
 こちらが今回はっぴーとーく樹音様よりご提供いただいたショップ袋です。ジュネット袋

ジュネット袋アップ

 ショップ袋にある印部分がバイオマス製品を認証するバイオマスマーク(一般財団法人日本有機資源協会様の認証マーク)です。レジ袋にバイオマスマークの表示を目にする機会が多くなっていると感じている方も多いのではないでしょうか。
 このバイオマスマークから、ショップ袋はバイオマス成分が10%以上15%未満の割合で含まれている製品であることが分かります。
 今回提供して頂いた分析サンプルを測定し、次回のブログで測定の様子・結果を発表していきたいと考えております。測定結果が楽しみです。

SHOP情報:URL はっぴーとーく樹音・サロンドジュネ (junet.co.jp)
はっぴーとーく樹音店頭写真

本社 営業部

13日夜に福島県沖で発生した地震による当社業務への影響につきまして、ご報告致します。

現在のところ、AMSをはじめとする大型設備並びに建屋等には大きな問題は発生しておりませんが、中~小型機器や使用部品等に故障/破損が見られる等、幾つかの影響が出ております。
この問題によって現在ご依頼を頂いております分析の納期等に影響を与えることはないと現時点では判断をしておりますが、状況に変化が生じましたら、またこちらでご報告をさせて頂きます。

皆様にはご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。

 これまでのバイオマス製品の検証試験ブログをご覧の方の中には”検証試験の結果はどうなったの?”と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 そこで今回は、市場に出ているバイオマス素材配合製品を購入し測定した結果をご報告したいと思います。
  測定対象試料は、A(バイオマスマーク25)B(バイオマスマーク10)C(バイオマスマーク25)3点です。
 当社の分析は試料の炭素中の化石燃料由来の炭素とバイオマス由来の炭素の割合(以下炭素ベースのバイオマスの割合)を算出しています。
下記の表がA(バイオマスマーク25)の炭素ベースのバイオマスの割合を示した結果です。
〇で囲われた値をご覧下さい。
この値がASTMの規格に準じて算出したバイオマスの割合です。
B(バイオマスマーク10)、C(バイオマスマーク25)もそれぞれ11%と28%という測定結果が出ました。
 なお、今回は炭素ベースのバイオマス度と重量比ベースのバイオマス度が概ね等しい値を示すポリ袋が測定対象試料ですので、今回の測定結果は3点ともに表示してある数値よりバイオマスの割合が高めであると示唆されました。
 今回の検証試験の結果を受け、当社としては”安心した”というのが正直なところです。
 バイオマス製品の信頼性を高めるために、バイオマス度測定を有効に利用して頂きたいと考えております。
 今後は下記表中のASTMやpMCなどについて説明をしていきます。
                                             本社 営業部
         

Microsoft Word - バイオマスブログ案修正2

















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