2020年10月

 バイオマス製品の検証試験ブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。
今回は必要試料量と試料採取方法についてご紹介致します。
 ご依頼の際に”測定する際に対象試料はどれくらいの量(枚数)が必要ですか?”という質問を多く伺います。そこで今回は当社の分析センターの作業工程をいくつかご覧頂き、測定についてより分かりやすく、お伝えしていきたいと思います。

下記の写真(事前試料採取)をご覧になって下さい。

d事前採取済み_1

 先ず、このように実際の使用量に調整する為に切り分けやすい、手ごろなサイズに切り取ります。その際、イレギュラーな要素のありそうな部分(例えばレジ袋ですと端のほうの圧着部分や印刷部分など)を避け選択します。

 尚、当社ではサービスとして、採取場所による測定値への影響を回避する為に試料の2ヶ所の測定を行っております。
 その場合、別個体の試料から2ヶ所以上採取することが望ましいとしておりますが、個体が1点の場合は離れた位置で2ヶ所を採取することにしています。そして、2ヶ所の測定結果の差が測定誤差の範囲内であれば1ヶ所の結果をご報告しています。

f理想的には繰り返し用に試料2点以上2

            同試料の別個体より2ヶ所採取した試料

 実際の使用量は試料の厚さや材質により異なりますので一概にはお伝え出来ませんが、下記写真(試料量分取)のように切り取ります。

a使用量分取1

バイオマス度測定の作業工程の一部をご覧になって頂きましたがいかがでしたでしょうか?
当社では、これからもより精度の高い分析結果を皆様にお届けできるよう努めて参ります。

                               本社 営業部

   プラスチック製レジ袋の有料化に伴い、市場ではバイオマス素材を含むレジ袋への関心がより高まっています。皆さんの実生活でも、バイオマスマークなどバイオマス製品の認証マークを目にする機会が増えてきているのではないでしょうか?
 当社でも、”販売に際して信頼性の証明に測定データを使用したい”というお問い合わせや、”購入予定の原料/製品が本当にバイオマス素材なのかを検証したい”というご相談が急増しています。そして、実際に測定をご依頼頂いたお客様から”市場に出す前に製品の確認をしたいと思い測定してみたが、聞いていた数値と違った”というような疑わしい事例も出てきており、注意が必要であると感じています。
 そこで当社では、市場に出ているバイオマス素材配合製品を購入し、試験的にバイオマス度測定を実施してみることに致しました。
 この試みを通してバイオマス度測定の有効性を皆様にご紹介させて頂くとともに、これがバイオマス製品の信頼性を損なうような製品の流通を抑止する一助となれば幸いと考えております。

*バイオマスマーク ・・・ 生物由来の資源(バイオマス)を利用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印。
((一社)日本有機資源協会HPより引用)

   ~これからも、バイオマス度測定に関するより詳しい情報を発信して参ります。~

                                        本社 営業部
 

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